川崎 真紀KAWASAKI MAKI

2005年 新卒入社 サブリーダー
管理技術

入社から現在までのキャリア

入社後は品質管理部に1年半所属。製造管理業務を3年半経験した後、生産技術の立ち上げメンバーとして参加し、現在に至ります。

新製品の立ち上げが最も困難で、何よりも達成感がある。

管理技術部では、生産技術や生産管理、製造管理、購買など、生産業務全般を幅広く担っており、その中で私は生産技術を主に担当しています。生産技術とは、原材料から製品が完成するまでの一連の工程を、品質を保ちながら効率的に生産できるように生産ラインを設計・管理する仕事です。生産技術のなかで大変なのが新製品の立ち上げで、企画開発から製造ラインに乗せるまでが困難を極めます。
企画開発部ではビーカーサイズだったものを、製造ラインで1トンサイズにするのは容易ではありません。薬剤を混合するために攪拌羽の速度を調整するなど、すべてが手探り。ある薬剤は硬すぎて充填機から出すことすら難しく、充填機メーカーとも相談しながらテストを繰り返して何とか生産にこぎつけたという経験もあります。

企画開発部の商品を製造ラインで大量に安定した品質で再現できるまで、製造を開始することはできません。納期が迫るなか、試行錯誤を重ね、何とか出荷までやり遂げた時の達成感は筆舌に尽くしがたいものがあります。
新製品の立ち上げ業務は現在、企画開発部と管理技術部、製造部が一丸となって進めていますが、私が薬剤の知識を深めることで企画開発部の負担を今よりも軽減できるのではないかと考えています。新製品の立ち上げ業務をもっと効率的に行うためにも、薬剤についてもっと学んでいこうと思っています。

与えられた仕事に真摯に取り組むことが大切。

当社で仕事をする上で、男女差を感じることはなく、キャリアアップにおいても女性としてハンディキャップになることはありません。結婚や出産といったライフイベントで、より女性の側に負担が大きくなることがあるかもしれませんが、それは各家庭の事情によって異なります。

例えば私の場合、企画開発部や品質管理部と製造部の間に入って調整役となることが多いのですが、女性だから適しているということではなく、男性でも調整が得意な方はいらっしゃいます。私自身これまで仕事をするなかで、女性で良かったとか、損したと思うことはありませんでした。
仕事で大切なのは、いち社員として与えられた業務を確実にクリアすることだと思います。

ジャパンメディックでやり遂げたいこと

現在、新人教育に力を注いでいます。私自身、仕事で思い悩んだ時に上司に相談して前向きになれた経験があるので、質問や相談がしやすい職場環境をつくっていきたいと考えています。